８月１９日（月）に某道立高校様より受注しました「高圧交流負荷開閉器(LBS)交換工事」を行いました。高圧交流負荷開閉器（ＬＢＳ）とは、高圧受電設備内の変圧器やコンデンサーの1次側に設置する高圧開閉器の事を言います。

この高圧機器は、お客様側に電気事故が発生した場合に近隣への波及事故を防ぐ役割を持っています。こちらの更新推奨時期は１５～２０年となっており、このたび更新時期でしたので新品に交換いたしました。

交換工事の実施日前に電気保安協会様にて絶縁耐力試験を受けました。

当日は、電気を停電させてLBSを交換しました。
この写真は、着手前になります。

交換作業は、当社の協力会社であるA製作所のKさんが実施しました。

交換作業後に当社で検査を実施しました。きちんとボルト等の締め付けなど取付に不備なく作業がされていました。

作業が完了し、この後に電気が復電されました。
この写真は、取付完了状況となります。

高圧機器の交換・取替えにかかる費用は決して安くはありません。だからといって耐用年数が過ぎているにもかかわらず、そのままにしておくと故障や停電、これがお客様のみならず周辺の事業所まで停電が広がる『波及事故』が起こる恐れもあります。キュービクル等の高圧受電設備で受電されているお客様は、委託された電気主任技術者や他関係者が実施する年次法定点検で不具合の指摘を受けた時には、速やかに対処するように心掛けてください。